ちょこの日記

主に乃木坂の備忘録。星野みなみさん。

2021年度

 

この記事でこの備忘録の更新も最後。言うなれば遺作ですかね。前のオンラインサイン会のレポでもそうだったし、これまでのスペイベや握手会参戦の備忘録は書いていてよかったと思う事ばかりで。気持ち悪さはもちろん、やっぱり記憶が曖昧になっている部分はあったからそこをこの記事で補完できるのはデカかった。他のオタクとメンバーの話や関係性がSNSで見えてしまう今、自分の軸を思い出すためにも、ここまで読んでいるモノ好きな方には是非"記録しておく"をオススメしたい。

 

 

 

 

まずは、もう一般人になった推し。本当に長い間お疲れ様でした。今頃のんびり過ごしているのかな。昨年の9月の一件で色々と明るみに出てしまったけど、今幸せでいてくれるなら本当にそれだけで良いです。

セレモニーで泣いていたメンバー、最後の時間を噛み締めていたメンバー、後日SNSやモバメで想いを綴ってくれたメンバー、先輩に紛れてそっと一緒に送り出してくれていた後輩、凄く印象的だったし誇らしかったです。やっぱり自慢の推しでしたわ。アイドルとしては考えられないほどのキャリアを過ごしてその大半を応援していて、やっぱり最後の幕が降りるまで見届けたい、それはどんな形なのかなって考えて動いてた部分は大きくて。みなみちゃんの最後を同じステージで見送ってくれた同期はたった5人。元々は年齢は様々でも34人居た同期の30番目の卒業、後輩なんかも含めるともっと多い。それだけの仲間の最後を見届けてきて、僕もそれに乗じて色んなメンバーの最後の舞台を見ることができた。やっぱり最後の子達はみんなそれまでにも増して輝いて見えた。それは、最後だから"こそ"の部分が大きいと感じることがとても多くて。寂しいはずなんだけど皆笑って卒業していくんです、そんで最後には必ずといっていいほど『これからの乃木坂をよろしく』とこのグループの象徴のような、ある種のの呪いのような金言を残して。

そんな人生の先輩たちを見てきたみなみちゃんはどんな最後になるんだろう?って色んなキレイな最後を想像して動けるのは幸せな時間だった。誰しもが大きな舞台を得られる訳じゃないからね。一応本人とも少しそういうことを話せる関係性は築けていたし。とはいえ、まあ一縷の濁りもない最後ではないんだけど一旦それは置いておこう()

 

 

 

 

ここからは現場の思い出の話。もういくらでも書けるくらいある気もするけどやっぱり1番最初に行った現場、1番一つの部でまとめて話せたとき、結果的に最後になったSOスペイベの3つが大きい。

 

最初の現場は11thのビッグサイト。みなみちゃんには丁寧に挨拶したはず。同い年で活動でたくさん勇気や元気をもらってます...的なことを言いたかったんだけど吃ったりで剥がされたんだよね。その時のあっ..みたいな顔は印象的すぎて今後忘れることは絶対ないだろうな() 個人的にもその現場で出会った人たちと今だにずっと交流があるんだからこの日は間違いなく一つ分岐点だったはず。

 

次のまとめて話せたのは今誰のパシフィコ、これまた鮮明。何故なら模試の週だったから() この頃にはTwitterなんかでも友達が何人か居て、この頃はまだ10次で完売とかだったからお金と時間さえあればある程度は積めるみたいな状況で(話したところでという印象が強くて積んでる人もそんなに居なかった)。その分厄介な若いのも多かったんだけど、活気はあった。そんな中、積んでる知り合いたちははしゃぐってよりは"対話"をする人たちでその人から色々話を聞くだけでも興味深かった。だって僕もそんなに考えてる子だとは思ってなかったし、当時のみなみちゃんって目標とかを雑誌とかで聞かれても真面目に答えてる感じがしなかったから。推してる僕がそう思っているってことは他推しはもっと思ってたろうに。だから自分の言葉で聞いて自分の耳で返答を聞いてみたかった。そんな僕が9枚握り締めて話した話題は

『もしも今、乃木坂じゃなかったら』

きっと聞かれ慣れてる質問だと思う、況してやこんな何にもないオタクの前で。しっかり答えてくれたんですよね、やりたい事沢山あるけど乃木坂で良かったって。テンプレだとは思う。話す相手によって違う事言うんだと思う、安心感違うもん。でも、あの瞬間の間とか、考えてる表情とか、伝えてくれているときの目線とか凄く新鮮で純粋にもっと話したいと思ったんだ。この感覚の変化は現場行くときの大きなポイントだったかも知れない。結果、友達になりたいとかいう大それた目標を抱いてしまう訳で。笑

 

最後のSOのスペイベ。そんなこんなでそれなりに通ってなんとなーく認知もあり会話がしやすくなったくらいのスペイベで、1番自然にいろんな話ができた時間だったから印象的だったかな。前回のスペイベの話から初めて前日のガルアワの感想、そこから派生して神宮の話...って感じで流れがキレイだったからかみなみちゃんも話してくれることが多くて嬉しかったのは覚えてる。好きな子には意地悪したくなるタイプなので、黒ひげの顔を向けたりしてたからより自然な感じにはなったのかな😇

 

 

 

 

 

ほんと、時間とお金は死ぬほど消費したし毎シングル出る度にまずバイトと自分の他の出費を以下に抑えるかを考えてた。勉強や研究との両立が時間的に厳しい時もあったけど、どうにかやりくりして応援してきた時間は何にも変え難い。あくまでアイドルとオタク。何か今手元に残っているか?と言われると何も無い。写真撮られたとき、さぞ憐れんだオタクが多いだろうがそんなものでブレるようなたまじゃないのよ。人それぞれのオタクのやり方があって然るべきだけど、その中でも自分は自分の向き合い方で芯を通して動くことができた。あくまでアイドルとオタク。でもその前に1人の人間。"擬似"ではあるだろうけど真っ直ぐに想うことができて幸せだった。今日からは自分も社会人、今想う人を大事にして頑張っていこうと思います。ありがとうみなみちゃん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここからは本当に独り言。

2014年の後半から熱を持って応援してきた身としては、最後を迎えるメンバーとそのオタクの儚さや美しさみたいなものを身近で見続けていよいよかなと心構えをすべき時間に、どんどん好きだった乃木坂が変わってしまう様を目の当たりにして、みなみちゃんへの興味だけで走ってた。正直、しんどいことの方が多かった。2018年くらいから、選抜三列目よりも運営が前に押していきたいような子たちだけがピックされるし、新しい子たちだから初速人気は凄まじいし。大好きだった頃は、お姉さんメンバーが居て。興味薄れてる頃には後輩強メン達が居て。こちらとしては不甲斐無いよねそりゃ。みなみちゃんだけ応援できていれば幸せかも知れないけど、やっぱり前に出ればそれだけメディア露出も増えるしファンももっと増えるし話したいことやりたいことも増えるっていう構造の波に乗って欲しいじゃん?でもそれをもう求めてない運営なんだなって思い知らされたのが2019年くらいだったかな。

なんで昔を知っている人がこんなにも今の乃木坂に違和感を覚えているのか考えたときに(新規を受け入れない老害は除く)、作品の堕落、成り上がりが許されない環境、看板の強すぎるパワーがあると思う。あと大戦犯は運営ね。

実力者がどんどんいなくなり表現できる幅がどんどん狭まり、かつては確かに存在していた作品へのこだわりも忙しさで薄れ、新しい子は基本的に抜擢選抜や(超恵まれている)期別ライブで中心になる子だけが聖域化。選抜とアンダーの溝は深まる一方で、ボーダーまでしか上が詰まっていて上がれない現状。アンダーライブに込められていた熱は、シングル毎開催によって薄れてしまい、開催や存在が当たり前に。2017年の全国行脚や2014のブルーシアターの感動は一体何処へ。あそこは、苦しさや悔しさを全身全霊でぶつける場なのに。そんな体現者の寺田や北野も2021年に卒業。客側の度肝を抜くようなパフォーマンスも(あるのかも知れないが)今や選抜への条件とはなり得ない。オタクに残されたやれることは30部完売のみ。しかし完売だけではなく速度まで必要だからこれまたしんどい。そして1期生たちの強すぎる影響力のおかげでいろんな世界への門戸が拓けた代償に個人名がトピックされることが減ってしまった(仮にトピックされても看板が強すぎて印象に残らないor残るような個性は今のグループでは前に出れない)。

きっと今乃木坂のことが大好きな人からすれば何言ってんだ老害早く消えろくらいに思われているんだろうなとも思う。でも、これは本気で好きだったからこそ言えること。ライブの機会が少ない乃木坂の全国ツアーでは福岡以外は基本全通してたし、バスラも複数日開催されたら全日参戦。みなみちゃんが居なくとも、フロムアクアマイメロコラボのようなタイアップイベントは極力その商品を買うことで応援する。雑誌のグラビアやファッション誌の掲載があったら必ずハガキを出す。これを当たり前にできますか?ってめちゃめちゃ思う。

色んな媒体やサービスに言えることなんだけど、"お金を使う"ということが直接的な応援になることを分かってるのかなって思っちゃう人があまりにも多過ぎる。自分が楽しいであろう接触イベントやドヤれるSRは惜しまず出すくせに、雑誌やタイアップはスルーだったりひどい人だと法の目を掻い潜って無料でコンテンツを享受しちゃう人まで。そのくせSNSでは言いたい放題。

コロナもあり、ネットでの声の風通しもかなり良くなったものの発言の善し悪しはこれまで同様の線引きは必ずある。そして大所帯アイドルは必ず衰退していく。今の乃木坂が好きなんだったら、少しでも衰退を遅らせるようにお金を使う意識を持った方が良い。メンバーが私の努力不足で...とか何もできなかった...とかはメンバーから言えないだけで基本的にはオタクの(お金を落とすという)応援不足。頑張ってくれ。

 

 

 

 

 

 

 

最新シングルでは波乱の連続でしたね。まあ、裏垢もどこまで真実かは分からないし、お見立てだけだからパーソナリティは何もわかってないけどそれでもあれだけ叩いてたオタクはああやって自粛することで満足したんじゃないですかね。情報流した奴はもう知りません、普通に堀と同じ匂いがして嫌いそうですが。きっとセミプロ集団を集めたのも焦り故でしょうが、配信中チラッと見た感じ皆結局可愛いですよね。オタクの心ない声でやられることがない事だけを祈って陰ながら応援させていただきます。